スモールトーク、いわゆる雑談、世間話。会話の切り口になったり、簡単に相手のことを知れたり、やり方次第で人間関係の構築に役立ちます。でも特にアメリカ人相手だと何を話せばいいんだろう?と避けたい人も多いのでは? そんなときに使える話題と、逆に避けた方がいい話題を紹介します。

使える話題

天気

えー天気!?そうです、天気です。でもアメリカはでかい!東海岸と西海岸、西海岸でもサンフランシスコとロスといったように、離れている場所の人と電話で会話することが多く、そっちの天気はどう?などと聞くのは、会話を始めるのには便利です。国をまたがって会議をするときにも使えますね。

同じオフィスの場合には、「今日はいい天気ね」というと「そうね」だけで終わってしまうのでは?という心配もあります。そんなは、「今日はいい天気で、おかげで早く仕事にこれたわ」とか、「今日は雨だから、髪がボサボサよ」とか、少し付け加えてみると、相手も自分のことを少し話してくれる可能性が高まりますよ。

子供とペット

子供とペットのことを話すのはみんな大好き。アメリカの会社では個々人がオフィスやキューブ内で仕事をしているため、写真を飾っている人が多く、子供やペットの写真をみつけたら、かわいいですね、とか切り出してみると話が進みます。自分にも子供(姪や甥)、ペットがいたら共通の話題になります。

スポーツ

アメリカでの一番人気はやはりプロのアメフト。プロの野球、アイスホッケー、バスケットボール、大学アメフトやバスケットボールも人気です。地域によって人気のあるスポーツに差があります。有名な選手や、地元のチームをフォローしておくだけでも、話題作りになります。アメリカではファンタジーフットボール(実在のアメフト選手で自分のチームを作り、人と対戦する仮想ゲーム)が大人気で、オフィスの仲間とリーグを組んでやることも多いようです(もちろん仕事中にやるわけではありませんが)。

ちなみに、私が勤めていた会社にはヨーロッパ系の人も多く、ワールドカップの時にはもりあがっていました。アメリカでは、サッカーも少しは人気が出てきてはいるみたいですが、他のスポーツに比べると全然ですね…

ニューヨークやサンフランシスコなどの一部を除いてはアメリカでは車通勤が普通。たまたま同僚の車が自分が好きな車だったりする場合とか、最新の車だったりすると、車について話してみるのもおすすめです。

トラッフィクや事故

車で渋滞がひどかった時にはそのことを話してみてもいいですが、愚痴には聞こえないようにしましょう。同じ方向から来ている人の場合には、そうそう!と話がすすみます。また事故をみた場合にその話をしてみると、相手が事故した話とか、自分がみた事故の話とかの話題になることもあります。

避けるべき話題

政治

政治に対して自分の意見をきちんともっている人が多いのがアメリカ。政治の意見の食い違いが仕事にに影響がないようにするためにも、仕事上では初めから話さない方が得策です。たまに、支持者(ヒラリーやトランプなど)のステッカーを車や机に貼っている人も見かけますが、私はそれには”あえて”触れません。相手が話してきた場合にも、自分の意見は強く言わないように、中立的に話を聞いたりします。日本人であることを使って、日本からはこう見られているよ、とか言ってみるのもおすすめです。

宗教

ホリデーカードも、最近はMerry Chrishmas!ではなく、Happy Holidays! と書いて送ることが多いのに気づいた人も多いのではないでしょうか。そう、アメリカは多国籍。宗教も多様です。宗教のことには自分からは触れないほうがいいでしょう。

ちなみに、PewReserch によると、2007年から14年の7年だけで、アメリカでも無宗教とする人が16%から22%にもあがったということです。その中では、Nothing in Particularagnostic(不可知論者:神がいるかいないかわからない)、 atheist(無神論者:神の存在を否定する立場)と、 に分かれています。

ここで注意したいのは、無宗教といっても、アメリカ人と日本人には違いがあるということです。多くの日本人は宗教に対して知識が薄く、文化的に無宗教です。多くのアメリカ人は何かしらの宗教を信仰する親の元で育ち、自分から選択して無宗教になっています。ということでも、宗教には意見がある場合が多く、何れにしても自分からは触れないほうが得策です。

家族(子供以外)

私は、子供以外の家族についてはなるべく聞かないようにしています。夫や妻と離婚している場合も多いですし、同性婚の場合もあります、別居している場合もあるかもしれません。ただ、趣味や、子供やペットの話をしていると自然に他の家族のメンバーの話になる場合が多く、その場合にはもちろん家族のことは話します。また、自分も話すときに自分の家族の話をすると、相手も話してくれやすくなりますよ。

他にどんな話題が使える、避けるべきでしょう? スモールトークを活用して職場環境を明るく、コミニケーションを活発にしましょう!