私は海外で働きたい人だけでなく、外国人と仕事をする機会のある人はLinkedinを使った方が良いと思うのですが、実際日本では知らない人もいるくらい日本人の利用者数が少ないが現実です。

データで見てみると、2017年4月の情報ではLinkedinは世界200カ国にに5億人の利用者がいます。利用者数が一番多いのがアメリカで1.3億人。インド、ブラジル、カナダ、英国での利用者数も高く、日本では200万人と言われています。驚くのが中国で、Linkedinが参入してから3年で現在は3300万人の利用者に拡大しています。

どうしてLinkedinが日本では利用されないのか?憶測でしかありませんが、インターネットで調べるといろいろな理由が議論されています。

  • Linkedinを単に転職サイトとみなしている:日本人がLinkedinにプロファイルを乗せているということは、上司に「転職したい」と言っていることになるため、バツが悪い。ちなみに、アメリカではLinkedinをプロフェッショナルなソーシャルネットワーキングとみて、多くの人が利用していてます。同僚同士でつながるのは当たり前。さすがにプロファイルをアップデートしていると「転職したいのかな」と思われることもないこともないですが、「だからどうした」と思うのがアメリカかもしれません。
  • Linkedinの書式が日本の履歴書とあまりに違っている:日本の履歴書は、卒業大学、就職先などを書く形式になっていますが、Linkedinの書式は欧米形式レジュメで、何をやったか、達成したことは何か?ということをアピールする形式です。自分の達成したことを公の場で自慢するという文化で育っていない日本人にはこの形式は合わないのでは、と言われています。ちなみにこちらの記事によると、日本人だけでなくヨーロッパでも、フランス人やドイツ人は自分の成果をリンクトインのようなソーシャルサイトに乗せることにためらう人が多く、英国人やオランダ人は気にしない人が多いということです。それでも他国で働くことの多いヨーロッパではリンクトインの利用が高いということです。
  • 英語の壁:Linkedinを外国人とのプロフェッショナルな関係構築の方法とみなすと、やはり英語で書くことは必須となり、余計に壁が高くなる。中国人だって同じ状況なのに、中国では流行ってる、という意見もあるようですが、中国人は海外で働きたいとか、外国企業と取引したいという希望が高いことや、中国ではWeChatと繋げることができたりしていて利便性も良いことも忘れてはいけませんよね。
  • プロファルの公開への抵抗:日本人はソーシャルネットワークも誰が見れるか細かく設定したり、偽名で乗せたりすることが多く、Linkedinのように、プロファイルを公開しないと意味がないネットワークには抵抗を感じる傾向も。

日本だけで主に日本人同士で仕事をしている状況であればリンクトインは全く必要ないと思います。しかし、先にも述べたように、私はこのブログを読んでいるようなグローバルに働いていたり、働くことに興味のある人はLinkedinを使った方が良いと思っています。特に転職の意味よりも、外国人は仕事上で知り合うとリンクトインでつながってくる場合が多いからです。

そこで、リンクトインのアカウントを持っているけど名前だけある人やこれから使ってみようと思う人が、簡単に始められるように、リンクトインにこれだけは載せておこう!ということを挙げてみますので、参考にしてみてください。

  1. プロフェッショナルな写真:日本人はアカウントを持っているけど、名前だけで写真がない人が非常に多いです。写真がないと誰だかわからないので、きちんと写真はいれましょう。
  2. 最新の会社名とポジション:会社名とポジションが昔のままになっている人も多いので、最近の情報をアップデートしましょう。何を達成したかなどは書かなくても、とりあえず、会社名と役職名(あれば)を乗せておきます。
  3. 過去の会社名とそのタイトル
  4. 卒業した学校:いつ卒業したかもあれば良いですが、学校だけでも書いておいた方が良いです。同じ学校を卒業したと思うと相手と親しくなれたりします。一流大学じゃないしのせたくない、ということを聞きますが、逆に自分の卒業した学校に自信がないと思われるのでのせたほうがいいと思います。また、自分と同じ大学はもちろん、友人と同じ大学、その地域に行ったことがあるなどの情報を覚えておいてあった時に会話に使ったりもできます。

転職したい場合や、自分の会社やしていることを知ってもらいたい場合には、詳細なプロファイルが必要ですが、最低でもここから始めればリンクトインで外国人や外国で働く日本人ともプロフェッショナルなネットワークを構築できます。また、Linkedinでも誰が自分のプロファイルを見れるかなど設定できますが、あまりに狭い範囲にしておくと結局持っている意味がなくなりますからご注意を!