イエスの裏にもノーがある。

ノーと言えない日本人、とは私です。。正確には、でした。日本だと「ちょっとそれは…」のような曖昧な表現でも相手が感じ取っていてくれたことでも、アメリカでは伝わらないことは多々。

ノーと言えない性格なんだよね、、、と思っていた私もある考えを知ってから、ノーと”言いやすくなりました。

それは、、

イエスの裏にはノーがあること!

例えば、今日は夫と久々に食事にいく予定で6時までには会社をでないといけないのに、上司から急な仕事を頼まれた。またか…と思いながら、仕方なく「はいわかりました」といい仕事をおわらせた。あなたにとって最も重要なのは夫との時間。それなのに、言いにくいとか、仕事だから仕方ない、と理由をつけて、上司に「イエス」と言ってしまったわけです。この時、直接口にだしてはいないものの、夫には「ノー」と言っているのです! これが、イエスの裏にあるノーです。

他の例では、プロジェクトAの急ぎの仕事している最中に、上司から別の急ぎの仕事を頼まれ「はい」といった場合。残業してもやるから何に対してもノーといっていない?と思ったあなた。プロジェクトAの出来はどうですか?一つだけに集中してやった場合に比べて質はおちていませんか?プロジェクトAに対して、100%注力できなかったわけで、その意味でノーといっていることになります。また、自分の時間を削って残業しているわけですから、自分が今晩やろうとしていた事、睡眠に対してまでノーといっていることになります。対”ヒト”でないと、つい忘れがちですが、イエスの裏にはノーがつきまといます。

このように、イエスという時に、”私は同時に何に、誰に対してノーと言っているのだろう?”と考え、その物や事に対してノーといっている姿を想像すると、目の前にあることに簡単にイエスと言えず、ノーと言いやすくなります!

ノーと言うために重要な6つのポイント

その他にノーと言いやすくなる、言えるようになるための6つのポイントを紹介します。

  1. 代替案を提供する:ノーといった時に、例えば「今はできませんが、明日以降ならできます」など。
  2. 他の人に助けを求める:その仕事は自分じゃないとできないでしょうか?自分じゃなくても(たとえ時間がかかったとしても)できる仕事なら他の人に依頼しましょう。
  3. できない理由を”明確、完結に”述べる。:だらだらと理由を並べ立てるのはダメです。できない理由を正当化しているように聞こえます。本当にできない理由があるなら、できない理由を明確に言えるはずです。もし明確に言えないのであれば、もしかしたら「できない」のではなく「やりたくない」だけの可能性もあります。この場合には、優先順位を明確にして、どちらを先にやるべきか決めるべきです。
  4. 直接ノーという:メールで依頼が来た時にも、メールだと簡単にノーといいやすいですが、直接(電話かオフィスにいって)ノーと言ったほうが後々の関係性構築のためにも有効です。簡潔なメールだとぶっきらぼうに断っているように見えたりする可能性もあります。また、だらだらと言い訳をメールでいっても相手が読んでくれているかもわかりませんし、書いている時間も無駄です。できれば直接いいましょう。
  5. ノーと言うのに罪悪感を感じないようにする:こうなるためには日頃からノーと言う練習をするることをおススメします。小さいところでは、レストランで進められたメニューを断ってみる。もう少し進んだところでは、いつも曖昧にうーん、とはっきり断れていないところを、まずは「今はできませんが、、、」と、ノーということから始めて、そのあとに上で述べたに代替案や、できない理由を明確に伝えられれば、罪悪感が少なくてすみます。
  6. ノーと自分が言われた時の準備をする:自分が何かを依頼して断られた時、どうしますか?この時も、なんだよ…と、むかっとするよりも、「今あなたがやっているプロジェクトが終わったらできませんか?」「他にできる人はいませんか?」など建設的に聞くことにより、何かしらのイエスがもらいやすくなります。このように、自分がノーと言われた時にも代替案を提案したりすることで、自分が実際にノーと言う必要があるときも、相手の立場も尊重して「何か代わりの方法はないだろうか?」などと考える癖がついてきて、それが最終的に、ノーといいやすくなることにつながります。

このようにノーという訓練をすれば、他の人との信頼関係が崩れたりすることはなく仕事が進められます。むしろ、あの人はできる!と思われる可能性大です。 私も日々訓練です。