アメリカで、体の大きい男性マネージャーが言っていたことで、なるほど、と思ったことがありました。

「私は普通に話すだけで声も大きく、威圧的に見えるから、会社では、部下や同僚から好意的にみられるように、できるだけソフトに話すように心がけている。話し方をソフトにすると態度も自然とソフトになってくる。」

自分がどう見られているか知っているだけではなく、自分がどう見られたいかということも知っているという素晴らしい人だと思いました。

自分がどうみられているか、ということは多くの人は気になっていると思います。また、おそらく他人からこうみられているだろう、というイメージみたいなものはあるはずです。

しかし、「自分がどう見られたいか」というイメージを持って、そのイメージに近づくために自分の態度を変えたりしている人はわずかではないかと思います。

私自身ずっと「自分はこうは見られたくない」というイメージはあり、そういうイメージにならないような態度をとってきましたが、「自分がこうなりたい」「こう思われたい」というイメージで態度を変容してきたことはなかったので、そのマネージャーの言葉に感心したのです。

例えば、私は同僚から概して「いい人」だと思われているだろうと思っていました。役立たずだと思われたくない、時間にルーズだとおもわれたくない、など、「◯◯にはなりたくない」というのが態度の基本になってしまっていました。同時に、仕事上では単に「いい人」だけっていうのは何も意味をなさない、と思い悩むこともあったため、自分の持ちたいイメージをもってみようと考えました。

私は、自分をもっとアピールする能力をつけるべき、とか、影響力をもつべき、という評価をもらっていたことともあり、「ソフトな態度だけれど、言うべきことはきちんという人」とか、「信頼できる人」などというイメージを周りから持たれたいと思いました。

そのためにできることは?と考えた結果が、

(私は声が小さいので)声を大きめにすること。うつむき加減に歩かないこと。目線を合わせること。曖昧な表現をつかわないこと。人の話で明確でないところはきちんと質問し、理解すること。話を遮らないこと。

でした。ちなみに、自分がああなりたい、と思う人の態度を参考にしてみると、どうすべきか、ということが見えやすくなります。実際に意識してやり始めてみると、意識することの大切さを改めて感じます。何事も気づかないと、変えられないんだな、と。みなさんもぜひ、どう見られたいか?ということに焦点をあてて態度を変えてみてください!

最後に、自分がどうみられているか、どうみられていか、ということは自分のおかれた立場によっても違うので(たとえば、同僚と顧客と家族、自分がどうみられているか、みられたいか、ということは違いますよね?)、それぞれの状況ごとに、どう見られたいか?考えてみてくださいね。