リーダーとして成功している人には、外向型のタイプの人が多いようにみえます。しかしそれはリーダーとして名前が知られているから外向型に見えるだけで、実際には内向タイプである人も多いのです。実際にあなたの会社でも、すごくデキるマネージャーだけど、個人的に話してみたり様子をみてみると意外と内向的、なんていう場合も多いのでは。

そういった例から、実際に内向型のリーダーやマネージャーとして成功するために活用できそうな方法を5つ挙げてみました。

1)1対1の時間を大切にする。

内向型の多くの人が大人数よりも、少人数、1対1の方が緊張せずに自分の意見を述べたりすることができます。リーダー的立場になってもこの強みを生かし続けましょう。

もし、あなたがマネージャーに昇格したら、まずは部下との1対1の対話をもって、相手をよく知る、自分をよく知ってもらうことから始められます。すでにマネージャーの人でも1対1の時間を大切にし続けることは大切です。

2)自分だけの時間を大切にする。

内向型の人は自分だけの時間がエネルギーのチャージングタイムになります。カレンダーにある一定の時間をブロックしておく、部屋のドアに「用事のある人は、X時以降に来てください」などと書いておき、自分だけの時間を確保しましょう。

3)姿勢や雰囲気に気をつけ、話しかけやすくする。

一人の時間を大切にしたり、考えにふけったりしやすい内向型なので、時に近づきにくいとか、話しかけられない、と思われることもあります。マネージャーは忙しくても、相談できやすい雰囲気を作り出すことも大切です。

日頃の目線、姿勢、誰かが話に来た時はしていることをやめて相手をみる、声のトーンも明るくする、などができます。今の自分がどう見えているかフィードバックをもらって、具体的にどこを改善すべきか検討するのがオススメです。

4)部下の得意、強みを理解して、仕事を任せる。

内向型の人は、人の話を聞くのが得意、人の考えを読むのが得意だったりする人が多くいます。そういう強みを生かして、部下が何が得意か、何をしたいと思っているか理解した上で、関連する仕事を任せます。そうすることで、外向的な人が言葉や態度で人のモチベーションを上げるのとは違う方法で、部下のモチベーションを上げることができます。

5)会議や発表のために、準備を十分以上にする。

大勢の前で話したり、会議を進行するのが概して好きではない、得意ではない人も多くいます。そんな人は必要以上に準備をしましょう。自分だけの準備も含め、必要な情報は事前に送って事前の質問を受け付ける、誰かとプレゼンや会議進行について練習する、などができます。

さらに、スキル自体を上げるために、プレゼンや公共の場での発表の練習をするクラスを受講したりすることも良いでしょう。

4)メンターをつける/メンターになる。

人をマネージすること、リーダーになることも、ある程度スキルが必要です。自分が尊敬する人にメンターになってもらったり、コーチをつけることで、常に自分を振り返り、自分をよく知ることが大切です。

それに加えてさらに有効なのは、自分も誰かのメンターになることです。例えば大学の後輩などのメンターになることで、上司とは違った立場から誰かの成長を助けられ、確実に自分の自信につながります。

5)揉め事を避けない

内向型の人は、物事を多角的に見たり、深く考えたりできる人が多いので、揉め事を解決するには問題がないことも多いですが、もめ事が起こった時に避けたり、誰かが逆上していたりすると、弱腰になったりしがちになってしまう場合もあります。

仕事で揉め事があったり、避けたい会話(例えば悪い評価を部下に伝えるなど)をしなくてはいけないのは当然と思い、避けて通らなないこと。マネージャーになると自分と誰かの揉め事に加えて、部下の揉め事、部門の揉め事などにも解決に関わることも多くなります。揉め事が起こった原因を追求するよりも、「共通のゴール」を見つけて、そのゴールに対してお互いのアプローチの仕方が違った、考え方に違いがあった、ただ見方の違い、などとお互いの立場を尊重させることが解決への糸口です。(以前のブログ「マネージャーがもめ事解決のために出来る事」も参考になります。)

最後に、内向型の人に限ったことではありませんが、「良い人」イコール「良いマネージャー」ではない!ということを理解しましょう。「あの課長、いい人なんだけどね…」みたいな経験をしたことないですか?良いマネージャーは、部下を理解はしても、権限を発揮する時はして、決断はするときはする、時には厳しく!です。良い人になりがちな人は、マネージャーとしての立場を理解し、良い人だけにならないよう注意しましょう。