相手を気遣う気持ちを持っていますか?先日友人から聞いた話を例に気遣いについて考えてみたいと思います。

私の友人は務める会社がスポンサーになっているイベントに手伝いに行きました。朝は早いけれど早く終わらせて後の時間は家族と過ごそうという意図で、土曜の朝の8時から10時半までの早い時間のシフトにサインアップしました。面倒だなあと思いつつ、同じ時間にくる予定の人たちとも知り合えるいい機会だと思ってやるか、とポジティブな気分で参加したそうです。他に来た2人の人と話しながらブースに座っていると、一人がこれから友達と旅行にいくために電車にのらないといけない、と言って帰っていき、その後すぐ、もう一人も自分も帰ると特に理由も告げずに帰って行ったそうです。私の友人は一人でしばらくブースに座り、次のシフトの人たちとの引き継ぎをして、結局は予定よりも遅い11時すぎまで残っていることになりました。

この話を聞いてどう思いますか?

  • ボランティアとはいえ自分がやると申し出たからにはその時間にはブースにいるべき!
  • 旅行に行くと言って出た人は、旅行に行くことは事前に分かっていたのだから、同じシフトの時間の二人に「申し訳ないけれど9時半にはでないといけない」と告げておくことができたはず。
  • 何も言わずに行った人は、緊急の用事があれば理由を告げるべき。事前に分かっていれば事前に申し出ることができたはず。

などと思いませんか?私の友達はボランティアをした、という良い気分があったからその二人のこともそこまで気にせずにすめたと言っていましたが、私の友人はその同僚達とは今後仕事をポジティブにできるとは思えないとも言っていました。

私の友達の同僚は気遣いが明らかに足りません。自分の行動によって相手がどう思うだろう?と考えて行動すべきです。とはいえ、恐らくここで問題となるのは、先に帰った人たちは自分が事前に知らせるべきだった、ということにさえ気づいていない可能性があるということです。そういう時にはどう対処したらいいでしょうか???はっきりと「事前に知らせておいていただければ助かりました、次のシフトの人に早く来てもらうこともできたので」など、とフィードバックすることです。このときには、感情的にならないようにしましょう。

このように、相手を考えない態度で信頼をあっというまに失ってしまいます。逆に言えば、小さな心遣い一つで信頼を獲得することもできるということです。では、自分で気遣いの心を育てるためにできることはなんでしょうか。

情報を共有したい、事前にしらせておきたい、やっておいてあげた方が助かるかな、などと思ったら、迷わずやってしまうことです。気遣いのできる(出来すぎる!?)人は時に、こんなことをしたら相手に迷惑になるかな?と考えがちですが、多くの場合には感謝されます。心配であれば、たまに人にフィードバックを求めてみましょう。例えば、自分が有用と思った情報を同じチームメンバーに送ってみた後に、「あの情報を送ったのですが、どうおもいますか?今後も送った方がいいですか?」などと聞いてみることができます。

ちなみに情報をメールで送る時には、FYI(For Your Information) とつけて、相手に読む選択肢を与えたり、No Response Needed 返信は不要です。と末尾に書き、返信を求めないなど、相手に負担を与えずにする方法もあるので、使ってみることをおススメします。

日本人の気遣いは海外ではとても評価されています。気遣い心を育てて信頼を獲得しましょう!