私が仕事で参加したチームで、私が参加した時点で過去5年同じ目的のチームが存在し、3人のチームリーダーが交代し、それでも結果がだせてないというチームがありました。このチームがどうしてうまくいかなかったのか? そこから学んだ、成功するチームの基本条件を4つ、挙げてみたいと思います。

チームの目的とメンバーへの浸透

”XXに対する売り上げをあげたい” というのが目的で、マーケティング部長の思いがあって始まったチームでした。チームリーダーに任命された人からメンバーに目的が伝わっていても、マーケティング部長の思いまでが伝わらず、メンバーは「会議時間の無駄使い」「また同じことをやっているのか」という感覚でした。目的を語るだけではなく、メンバーにきちんと納得してもらわないと、メンバーのコミットメントが得られないのです

また、マーケティング部長は一番はじめの会議の時に来て話しただけで、後の会議にはほとんど関与しておらず、メンバー間からは不満の声もでていました。やはり、目的は伝えただけでだめなんです。伝えた後にも、各メンバーのやる気を持続させることが大切です。

最適な人数

マーケティング、セールス、リサーチ、オペレーション、カスタマーサービスなどから20人以上の人が参加していました。その場で小さいチームに分けて討論などを実施してはいたものの、なかなか意見がまとまっていませんでした。人数が多いと個々での会話もおこり、一人一人の発言の機会もへり、会議途中で抜ける人などもでてきてます。最適な人数というのが結論づけられているわけではないようですが、研究結果によると、5から12人くらいが最適なようです。専門的知識が必要な場合には、必要に応じて会議に参加してもらうことも可能なので、少なく始めた方が得策でしょう。

チームメンバーの選択

各部門長からアサインされた人がチームへ参加していましたが、結果、部長(以上)や課長クラスの経験者が多く、若手がほとんどいない、また、過去に同じ目的の会議に参加していた人が再びアサインされたりしていて、新しい考えが生まれにくい環境になっていました。経験よりもやる気で、立候補制にしてやる、など新しい人でチームを構成したら斬新な考えうまれたかもしれません。

会議の長さ

わざわざ遠くから会議のためにやってくる人もいるせいもあってか、会議がダラダラと半日続いたりしていました。そのせいで、メールをチェックしたり、途中で退席して電話をしている人も多くいました。会議時間を半分の時間にしてみる。小さいサブチームをつくってそれぞれに課題を与え、次回までに各チームで話し合ってきてもらう。そして、その結果はビデオ会議で実施するなど、頻度、会議の時間、開催方法などを工夫することで、時間の無駄に使っているも減らし、チームメンバーの参加意欲も高められるのでは、と思いました。

チームをリードするのは簡単ではありませんが、リーダーとして最も重要なのはメンバーからの信頼を得る事。信頼を得ればメンバーはついてきてくれます。最適なメンバーを選び、目的を浸透させ、会議を効率良くすすめることが、信頼をえられる第一歩です。みなさんは、チームリーダーとしてどんなことに気をつけてチームをリードしたり、会議を運営していますか?