はじめ私の夫の会社に有給がないと聞いた時には、冗談でしょ、と思いましたが、冗談じゃないです!アメリカには、有給休暇は法制化されておらず、各会社の判断に任されているからです。有給がないのとは全く逆に、Netflix などのように無制限の休暇を取得して良いということをポリシー化している会社もあるのも、アメリカらしいですね。

アメリカ以外の多くの国(ヨーロッパや日本など)では有給休暇を与えることが義務化されています。とはいっても、有給休暇制度がある=有給が取得出来る、というわけではないことはみなさんも承知のことと思います。有給を取得するには、有給を取りやすい文化、にしないとだめですね。先に述べたNetflixでも、社長自らが6週間休暇を取得して、休暇を取りやすい文化をつくろうとしているということです。

休暇の利点

では、休暇はなぜ良いのでしょうか?それは、休暇を定期的に取る人は取らない人に比べ、

  • 心疾患になるリスクが軽減する。
  • うつ病になりにくい。
  • 仕事でのストレスをためにくい。
  • 生産性が高い。

ということが知られています。(ソース:アメリカの保険会社Health Netの記事

こういった休暇の利点は、どこから来ると思いますか?

それは、ワクワク感 です。

これは、Jeroen Nawijnらの研究結果からも証明されています。

  • 休暇の予定がある人は、ない人に比べて概して幸せ度合いが高い。
  • 休暇が非常にリラックスしたものでない限り、休暇を取得した人の休暇後の幸せレベルは、休暇を取得しなかった人と全く同じである。その幸せ度合いも8週間後には全く消失する。

休暇までのワクワク感や、休暇までにしなくてはいけないことを片付けるために効率が上がったりすることによる達成感など、みなさんも経験しているのではないでしょうか?

この感覚は、休暇を長くいっぺんにとるよりも、数回に分けてとった方が幸せ度合いがアップする、という研究結果に一致するものと思いました。

ここで、Staycation はどうなの?と思った人もいるのでは?ちなみに、ステイケーションとは、ステイ(STAY)バケーション(VACATION)が組み合わさった造語で、自宅の近場で休暇を過ごすという意味です。

Shawn Achor のリサーチによると、休暇中に旅行に行く方が、近場ですごすよりも、有意義であると答えた人が94%に上るということですので、家の近くから離れた方がより有意義な休暇を過ごせる可能性が高いということです。

休暇を楽しむアドバイス

最後にこのAchor は、休暇を楽しみ、休暇後にも幸せを継続するためのアドバイスとして、以下をあげています。

1)旅行会社をうまく利用すること:

旅行のプラン計画の詳細を立てることに対して面倒と感じること、見知らぬ場所に対する(交通、ホテルなどの)不安、計画自体を時間の無駄と感じる、ことなどが旅行自体をつまらなくする場合も多いので、専門の会社、人などをうまく利用することが大切。

2)計画は十分前に:

少なくとも1ヶ月以上前に計画をたてた人の方が幸せ度合いが高いことがわかっています。直前の計画はストレスになるだけでなく、楽しみにする期間も少なくなります。

3)旅行先に詳しい人に会う:

旅先では、不慣れなところに対する不安がストレスになります。旅先に知り合いがいない人でも最近は、旅行会社などがホストを手配してくれたりするサービスもあるので利用も可能です。

早速、みなさんも休暇の計画たててみませんか?