母国語以外でプレゼンをする時には、

「みんなが自分の言っていることを理解してくれるだろうか。」
  
「変な英語話してるな、と思われたら恥ずかしい。」

「質問が理解できなかったらどうしよう」

「緊張して言葉がでてこなかったらどうしよう。」

などの不安を持つのは当然です。

こんな不安に打ち勝つにはどうしたらよいでしょうか?

私は日本の外資系製薬会社で働いていた時にもプレゼンをする機会があったものの、専門知識で会話ができてしまったためか、プレゼンのスキルを向上させようとはあまり考えたことはなく、特に必要を感じ始めたのはビジネススクール以降でした。在学中にもクラスに対してプレゼンをする機会が多く、卒業後はアメリカの会社のマーケティング部門働いていたため、プレゼンはさけられない状態でした。自分よりはるかにプレゼンの経験のありそうなクラスメートや同僚にプレゼンをしなければいけないのです!!いきなりそういった人にプレゼンをすることに不安があったので、コミニティカレッジのクラスや、英語を母国語をしない人向けのプレゼンのクラスなどを取っていました。

そういう経験から、特に母国語以外でプレゼンをする時に不安を乗り越えてプレゼンするのに役立つヒントをあげてみます。

Practice, Practice,  Practice

はいそうです。残念ながら、こうすればうまくいく!という魔法のようなものはなく、練習あるのみです。練習により、自信がついて、不安に打ち勝つことができるからです。

ここで、練習する際に注意した方がいいポイントを挙げてみます。

  • 声に出す。できれば誰かの前でやったほうがいいですが、一人でも声に出します。その際に他の人から聞き取りにくい単語や、自分が発音しにくい単語などがあれば、簡単な単語に変えます。
  • 想定される質問の回答はある程度準備しておく(必要であれば、関連データや情報をプレゼンのappendix にいれておくと便利)。また質問の意味が分からなかった時に答える方法も練習しておく。すぐに答えられない質問がきた時には、調べて後で返事する、聴衆の中で知っている人がいないか逆に聞いてみる、なども言えるように練習しておく。
  • 話すスピードに注意する。母国語でないからこそ、さらにゆっくり話すようにします。シンプルなセンテンス、単語でゆっくり話せば、わかってもらえます。
  • ノートを準備する。ノートを見ながら話すのはもちろん良いプレゼントは言えません、が、万が一緊張して忘れてしまった時のためにノートを置いておくと心強く感じられます。
  • ビジュアルにもある程度頼るのは構わない。パワーポイントに情報を入れ込みすぎないのはプレゼンの基本ですが、基本的な情報を入れ込み、データを上手く使うなどして、自分の言葉だけには頼らないようにすれば、自分の気持ちが楽になります。
  • 目線は会場の一人一人の目を見を順番に見回すすような感じで。目線は思った以上に重要で、目線が合わないと自信がないと思われます。
  • 最後に、自分でビデオを見るたり他人からフィードバックをもらうことで、ボディラングエッジや言葉の選びかたなどを修正する。「えー」などを頻発して聞きにくいプレゼンとか、ポケットに手を入れてプレゼンしている人とか、見たことありませんか?聞く側は気がそれてしまいますよね。でも、意外と自分では気づいていないことが多いんです。

不安は、自分の中のネガティブなセルフトークであると気づく。

不安を感じたときに心の中で起こる会話(セルフトーク)は、上にあげたような、みんなが理解してくれなかったらどうしよう、、など、ネガティブになっています。ここで気づいて欲しいのは、他人が何を考えているかなんて分からず、ネガティブなセルフトークは”憶測”でしかない!ということです。もしかしたら「英語であんなプレゼンしてすごいな」とか、「すごく準備していていいプレゼンだな」「面白い内容だな」と思う可能性だって高いわけです。不安に感じたときには、ネガティブなセルフトークに気づいて、それを否定してポジティブなものに変えてみると、不安に打ち勝てます!

プレゼンはただでさえ苦手…..という人には、母国語以外でのプレゼンは特に気が重いですが、練習と気持ちの持ち方で、不安に打ち勝って、よくできた!と思うプレゼンにできるはずです!