私は先日、子供の靴を買おうとオンラインでみていました。サイズや用途で絞り込みましたが、出てくる出てくる!ある品物をみていると、他の似た商品が紹介されたりして、もうどれがいいのかわからなくなります。しかも良いかなと思うと、他のサイトではもっと安いかも、レビューはどうかな、などと思い別のサイトをサーチしだしたりしてしまい、結局買わないままでした。そんなプロセスと、決められない自分にイライラしていたりしました。

そこで、思い出したのが、「The paradox of Choice( 選択のパラドックス)」の概念です。これは、Barry Schwartzがそのタイトルで本を出版していますし、TED Talk でも話していますが、一言でいうと、選択肢が多くなるほど人は不幸になる、という考え方です。

ではここで、最適な選択肢の数は何?という疑問がわくとおもいます。これには、Barry Schwartz自身、これという数はないが8から12の間だろう、と答えています。また、George A. Miller.による7±2の法則が知られています。Sheena Iygenarのジャムの法則で知られるリサーチ結果では6というのが最適な数という結果が出ています。

このことからえいるのは、私たちが毎日生活していく中で 選択肢をある一定の数(10個以下くらい)まで少なくするというとで、決断を容易にすることができて気分も良く、時間も節約できるようになる、ということですね。

では、ここで、日々の生活の中で選択肢を少なくするようにするために、できそうなことを挙げてみます。

1)自分にとって一番重要な基準は何かを決めて、それを基準に決める。

例えば、車を買うときに最も重要なの基準が「燃費の良い車」ということであれば、燃費の良い車を10個くらいあげてみてそこから比較して決める。それ以上は選択肢としてあげない。

2)人と何かを決める必要があるときには、選択肢を自分から与えるようにする。

たとえば、誰かと会う時間を決めるときに「いつがいいですか?」と聞くのではなく、「明日の10時か4時のどちらが都合がよいですか?」と聞く。自分の都合で時間が選べるだけでなく、相手もそのほうが決めやすいだけでなく、メールや、電話のやりとりの回数も減らせるという利点があります。

3)2択で絞り込む

これはマーケティングの分野で自分でも気づかない間に使われているテクニックです。たとえば、サイズはSとMどちらにしますか?ー>ミルクはスキムミルクかホールミルクか?ー>砂糖はいれますか? などといった具合に、選択を絞り込んでいきます。私たちの日常でも、幾つかの選択の基準があるときには、基準を全部一気にだすよりも、2択にして絞り込んでいくと選択が簡単にしやすくなります。

4)第三者や専門家に聞く

何か決める必要があってどうしても決められないときは、誰かに意見をきいてみます。たとえば、カーテンを購入したいのであれば、インテリアに興味のある人や専門家からどこで購入するのがいいのか聞いてみて、そこのサイトで購入する(他のサイトに目移りしない!と決める)。洋服なども誰かから意見を聞くと買いやすくなるというのはよくあることと思います。

5)お金の節約 vs 時間の節約を考える

同じ品物でも少しでも安いサイトで買いたいとか、同じような品物で安いものはないか、セールにならないかな、など安いものを探して時間が過ぎてしまうこともありますね。多少のお金の節約は忘れて、もうこれ!と決めてしまって、決めてしまうと意外と楽です。

その他にも、選択しなくて済むように、毎日同じ朝ごはんや昼ごはんを食べるといった人もいます。洋服もローテーションにしているという人もいるかとおもいます。みなさんも、何か工夫していることありますか??